創作に人生さきとう思うんだ

二次創作ばっかしていたい。

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

耐久する露(露仗)

2022/7/27 うう、だるい、と露伴が呻いている。部屋を覗いたら既にその状態だった。学校に行っている間、こいつは何をしていたのだろうか。 全開にされた窓、仰臥している露伴、外から帰って汗だくの俺。 「よし、帰ってきたか。冷房を入れろ」 今の今まで外…

仗露ログ⑬

【対猫ストレス発散】 「たまにだ…たまに…」 「それフツーに虐待じゃねぇの?」 「自分より遥かに弱い立場のやつを圧倒して優位にあることを確かめずに居られなくなる発作が。これは病気の一種だ」 「踏み付けるの止めてやれよ、可哀想に…」 「猫が? 猫が、…

仗露ログ⑫

2022/6/11 【悩み】 ここ3日、露伴が唸っている。ずっと低い声でうんうんやっている。十中八九漫画のことだろうから俺には手も足も出ないわけだが、出来ることなら何か助けになることをしたいと思う。 …ただ、どうせ何も出来はしない。わかる。唸り通して言…

仗露ログ⑪

2022/6/9 【本物】 露「この際だから言っておくが…、僕は現実味を感じさせる嘘を作って生きている」 露「お前が僕に向けているのと同じ大きさの偽物を、僕がお前に向けている、そうすることだって出来るんだぜ?」 仗「……。んー、で、それでも良いぜとでも言…

仗露ログ⑩

2022/6/4 【明朝】 「くそ…変な時刻に目が覚めやがったな」 「まだ夜じゃねぇか…」 「おい、何でお前も起きてるんだ、不眠か?」 「露伴が起きてる気配がしてよー、ごそごそしてっから」 「僕が起きているといつも寝てないよな、何なんだ?」 「さぁ、これに…

仗露ログ⑨

2022/6/3 【懊悩】 「何故人は生き物をペットだとか家族だとか言って飼うのか、生死を握って優位に立つ悪趣味がまかり通っている現状を、考えたことがあるか?」 「ねぇよ」 「まだまだだな…矢張りバカの仗助か」 「はいはいバカですみませんねー」 「猫を飼…

仗露ログ⑧

2022/6/2 【猫を飼うじょろ】 「露伴って猫好きだったんスかー」 「いつ、僕が猫を好きだと言ったんだい。こいつのことなんか好きでも嫌いでもない」 「暇あらば仲良ーく遊んでんのにそれは無理ある言い訳じゃあねぇか?」 「猫とじゃれている、だから僕が猫…

仗露ログ⑦

2022/5/29 【ココアシガレット】 「おい、君煙草吸うんだっけ」 「なんでそんなこと聞くんスか」 「まっずい煙草があるんだよ。やるよ」 「俺がなんでも吸えると…? って、菓子かよ」 「僕は喫煙者じゃあないし、本当に不味いし、食べる意味がない」 「残飯…

仗露ログ⑥

2022/5/27 【猫】 「猫って美味しいのか?」 「食うのかよ」 「見てくれ、猫の写真がメッセージで届いたんだが、何を思えばいいのかわからない」 「悩むか、そんなこと…? まあ、かわいいとか飼いたいとか、そーゆーんじゃねぇか?」 「ふむ…、お前はそう思…

仗露ログ⑤

2022/5/26 【仗露がおいしくて今日もご飯がかわいい】 露「あるテンプレを文字ってみたぜ」 仗「うん?」 露「ええと…なになに、"仗助がかわいくて今日もご飯がおいしい"」 仗「…棒読みでなけりゃあ更に良かったぜ」 【睫毛】 仗「めっちゃ目が痛いっス」 露…

仗露ログ④

2022/5/23 【ヘブドアの用例】 仗「ねみぃ…」 露「僕なら安眠を提供できるけど、興味あるかい?」 仗「露伴が俺に…?」 仗「…膝枕!?」 露「疲労で思考回路が飛躍しているな。寝ろ」 【山笑う、お前も笑う。】 日増しに強くなる日差しを背負って、日を欠か…

仗露ログ③

2022/5/22 【世話】 仗「眠れねー日、多いな」 露「煩いな。ネタを考えてるんだよ、邪魔するな」 仗「仗助くんに出来るのは、ちょっかいかけて露伴の気ィ引くことくらいっスからねー」 露「…ふん、余計なお世話だ」 【皿洗い】 飯食ったら間髪入れず漫画を描…

仗露ログ②

2022/5/21 【調味】 仗「露伴の手、美味そうな匂いする」 露「ああ、肉の仕込みをしたからな。ガーリックソルトは何でも美味くしてくれるぞ、今夜の肉は期待しろ」 仗「何でも、か…」 露「……手、洗い直してくる。おい、離せよ」 【他人事】 仗「なぁ露伴ー、…

仗露ログ①

2022/5/20 【珍しいな】 露「何やってる」 仗「ただの読書っス」 露「お前が…?」 【適温】 仗「今日は暑くなくていいっスね」 露「…いいと思っているのはお前だけだろうな」 仗「えぇ…同じ気持ちじゃねぇの…?」 露「気持ちと行動は別にしてくれよ。纏わり…

再会(露仗)

寝ている時に見る夢のような、俄に現実と信じられない記憶が脳の深いところに埋まっていた。何かあると気が付いていたものの、当面の生活に支障はないと直感し、それとなく無視した。 知らない町、覚えのない自分の服装、ぼやけて触れないほど曖昧な誰かの声…

七夕目前の露仗

まだ梅雨明けはしないらしい。当日は雨だろうか。天候を気にして一喜一憂しなきゃならないなんて、織姫と彦星は忙しない。梅雨が被らなければ気楽になれたろうに。 宵口に降り出した雨で風は冷たくなっている。窓を全開にして、湿ったそれを肌に浴びる。なあ…

ゆるく確かめる(露仗)

好きになるのに理由は無いとか、要らないとか言う。それは本当だろうか。否、理由を探すことを放棄して良しとしていいのだろうか。 いいとは、誰にとっていいのだろうか? 自分? 「私は対象におけるこの要素が離れがたく気に入り、好感を持ったので好きだ」…

ひとり対抗意識に燃える露(露仗)

2022/7/15 面白いことを閃いたんだ。これで必ずあのクソッタレに勝てる。僕はただ絵を描くだけでいいんだ。妙案だろう? 名案だろう? そうそう、発想力がものを言うんだよ。 まず筆箱からある程度長い鉛筆を出す。自分の背丈を投影した長さの鉛筆が望ましい…

ツンデレブームの露(露仗)

2022/7/11 露伴は漫画をかいて生きている。昨日、寝付く頃に浮上したアイデアを今朝から実際に目で見て漫画に流用できるとわくわくしていた。先程康一くん(登校中)をひっ捕まえて試させ…いや、試してもらったところ、黄金解ともいえそうな実験結果を得るに至…

反応速度の高い露(露仗)

2022/7/11 「先生は仗助くんのこといつも気にしてますよね」 向かいに座る康一くんはそう言ってティーカップ越しに僕の反応を窺った。 気にしている、と表すと保育士が園児を見守るそれと混同されそうで癪だが、ある部分では正しく意を汲めているとも思う。…

天から来た人(露仗)

ファンタジーな題が付いているが、全然そんなことない。漫才みたいな小説。ギャグっぽい。 __ 2022/7/8 露伴の家は広い。何度か訪問したことがあるが、すべての部屋を探検できたことはない。他人の家で探検と称して家探し紛いの行為に出るのは誰しも嫌悪を…

猫飼う仗露仗

毛の生えた生き物を飼うのは私にとって初めてのことなので、この生暖かい動物との出来事を大体そのままネタ採用して作った会話オンリーじょろじょー。 私が猫のことを嫌っているので、ややそれが反映されている。可愛がらないという意味ではないが、嫌いなん…

「好きだ、○○!」の看板(露仗)

個人的おすすめの露仗 __ 2022/7/5 その看板は一日にして町内に知れ渡った。人々は看板を見るために学校を抜け出し、会社を早退し、各々の足を飛ばした。一枚の看板が立つ道は、あっという間に人が押し寄せ、どうどうと波打った。自分の目で見た者も、噂を…

暑いんだって(露仗)

夏至に一年で一番昼の長い日が来るように、暦が決められているのだったか。6月下旬、蒸す昼下がり、梅雨入りをしたと聞いているが今日はよく晴れている。暑いあつい、日本の夏が去年から一周してまた訪れる。俺は外国に行ったことが無いから、日本と外国のど…

こういうの(仗露)

自ら招いた窮地、しかし根回しをして工作したのじゃあない自業自得。これは良い。紛うことなきリアル。 対峙する男は造作もなく倒せるが、ちょっと能力を行使して書き込んで終了となっては勿体無いと思える。拙くなったら最終手段的にスタンドを出すとして、…