創作に人生さきとう思うんだ

二次創作ばっかしていたい。

仗露ログ③

2022/5/22

【世話】
仗「眠れねー日、多いな」
露「煩いな。ネタを考えてるんだよ、邪魔するな」
仗「仗助くんに出来るのは、ちょっかいかけて露伴の気ィ引くことくらいっスからねー」
露「…ふん、余計なお世話だ」
 
【皿洗い】
飯食ったら間髪入れず漫画を描きに部屋に籠もる露伴食器を洗うのは自然と俺の担当になっているが、さっき露伴が洗い場に立った。
洗ったのは自分の使ったティーカップだけだったが。
 
【ど忘れ】
仗「思い出せねぇ…くそッ」
露「なに面白い顔してるんだ、独りで」
仗「露伴チコリータの最終進化系の名前覚えてねぇか? アルミホイルとかオキシトシンとか、そんな感じだったよな…」
露「オイオイオイオイオイ、答えはメガニウムだが、候補が酷いぜ。どこからオキシトシンが出てくる?」
仗「オキシトシンってなんだよ」
露「訊いてるのは僕だよ」
 
【軽喜劇】
露「クレイジー・Dで玄関壊して無断で家に上がり込み、なんの躊躇いもなく扉を直して中を彷徨くお前の姿」
仗「…なんだよ、壊されんのが嫌なら鍵開けとけよ」
露「面白いんだよなァ、形容し難いものがある」
仗「はぁ…? 壊されて喜んでんの?」
露「明日も鍵は閉めておいてやるよ」
 
【高難度】
露「小説の中に、くしゃっとした声ってフレーズが出てきたんだが」
仗「くしゃっ…?」
露「どんな声か表現して聞かせろ」
仗「えーと…ハックシュン」
露「ふざけるなよ」
 
【距離感】
億「ぱーそなるすぺえす?」
康「うん。人には他人に入ってほしくない空間ってのがあるらしいんだ」
億「俺にはそんなの見えねーぞ?」
康「僕にも見えないよ。あ、仗助くんと露伴先生だ」
億「なぁ、あいつらのなんとかスペースって存在しねぇの?」
康「あれ…? 露伴先生はあまり他人に近づいてほしくないって言っていたけどなぁ」
 
【応接】
露「久し振りだね、家に寄ってくれて嬉しいよ! ここの所あのクソッタレがお菓子をバカスカ食いやがるものだから苛々していたんだ」
康「それは大変…ですね? でも僕にこんなに用意してもらって、全部食べられたわけではなかったんですね」
露「今出した分は君に取っておいたんだ、と言いたいところだが…実は今しがた買い足してきた」
康「あぁ…なるほど…仗助くん対策ですか」
露「違う」
 
【素朴】
露「おい、日常会話のストックが切れそうだ。何か面白いこと言え!」
仗「日常会話って面白さ求められんの…?」
 
【同化】
露「村上春樹の文は僕に合わない」
仗「露伴が言うなら俺にも合わねぇかも」
露「なんでそうなる。自分で確かめろ。何もかも僕が基準になっちまうぞ」
仗「それがいーんだよ」
露「可哀想な奴…」
 
【掃除】
露「埃がどうやって発生するか、知ってるか?」
仗「掃除に飽きたからって雑学披露に走るのやめろよ…」
露「埃は主に人の活動が元で生まれる。お前が通うようになってから増えた」
仗「おい…まさか」
露「お前が埃の原因と言って差し支えない。汚した奴が掃除しろ」
仗「ホント理不尽だなこいつ」
 
【滝】
露「あの滝を模した造物、軒先に欲しいなァ」
仗「えッ、そんなもん置かれたら俺の髪が崩れる…!」
露「水も滴るいい男、になれるだろ? 仗助クンは〜」
仗「ろ、露伴…!」
露「でも水浸しでうちに入って来られるのは困るな…断念するか」
 
【車】
露「僕は車より徒歩での移動が好きなんだよなァ、歩いた方が色々見える」
仗「なんて言いつつ、結構な頻度でドライブしてるっスよね」
露「お前が運転したがるからだろ」
仗「ふふーん、それだけっスか? 俺とのドライブデートを楽しみにしてるんじゃ」
露「口を慎めよ、運転手くん?」