創作に人生さきとう思うんだ

二次創作ばっかしていたい。

猫飼う仗露仗

毛の生えた生き物を飼うのは私にとって初めてのことなので、この生暖かい動物との出来事を大体そのままネタ採用して作った会話オンリーじょろじょー。
私が猫のことを嫌っているので、ややそれが反映されている。可愛がらないという意味ではないが、嫌いなんだよな。あのあざとい顔とかじっと見つめてくる目とか。

【猫を飼うじょろ】
露伴って猫好きだったんスかー」
「いつ、僕が猫を好きだと言ったんだい。こいつのことなんか好きでも嫌いでもない」
「暇あらば仲良ーく遊んでんのにそれは無理ある言い訳じゃあねぇか?」
「猫とじゃれている、だから僕が猫を好きでそうしていると? 馬鹿め、思考が短絡的なんだよ」
「なんでここまで頑ななんだよ」

【猫の話するじょろ】
「いい加減認めちまえよ~」
「フン、じゃあ誤解無きようにわかりやすく言ってやる」
「おう」
「僕が猫と距離を詰めようとするのはこれが漫画を描く役に立つと確信しているからだぜ。こいつは可愛くもなんともない」
「へぇー、それはおかしいぜ…俺はキャットフードのパッケージを見てうちの猫より可愛いつってる露伴見ちまったもんねー」
「黙れスカタン!」

【猫を見守るじょろ】
「お前のせいでやつの居る部屋が餌臭いんだよ」
「なんかごめんっス」
「戸を開けておくと後ろを着いてくるし、何度か蹴飛ばした」
露伴…」
「なんだよ」
「懐かれてるっスねー、流石一緒の部屋で過ごしてるだけあるぜ」
「いつ僕がそんなこと言った」
「現に今そうしてっからだよ」

命名
「今更だけどよ…この猫の名前」
「変えるか? 構わないぜ」
「そんな気軽に変えるもんじゃないだろ。そうじゃなくて、猫助ってそれ…」
「あぁ、そうだな、適当に呼んでいるうちに猫助に落ち着いた」
「俺も名前に助が付くのと関連が…?」
「は!? はぁ?? ないよ! なに自意識過剰になってるんだい、オーソドックスな命名パターンのひとつに決まっているだろう、ナルシストかなァ君は!」
「冷静欠き過ぎだぜ露伴…」

【懊悩】
「何故人は生き物をペットだとか家族だとか言って飼うのか、生死を握って優位に立つ悪趣味がまかり通っている現状を、考えたことがあるか?」
「ねぇよ」
「まだまだだな…矢張りバカの仗助か」
「はいはいバカですみませんねー」
「猫を飼うのも辛いなァ」
「にやにやしながら言う言葉じゃねぇっスよ、イカレ漫画家」

【対猫ストレス発散】
「たまにだ…たまに…」
「それフツーに虐待じゃねぇの?」
「自分より遥かに弱い立場のやつを圧倒して優位にあることを確かめずに居られなくなる発作が。これは病気の一種だ」
「踏み付けるの止めてやれよ、可哀想に…」
「猫が? 猫が、可哀想?? その感情の所以を詳しく聞かせろよ」
「だりいすよこの過激思想野郎」