創作に人生さきとう思うんだ

二次創作ばっかしていたい。

2022-01-01から1年間の記事一覧

弱音

平時

かわいくねー猫

ちょい集2

ちょい集

肌寒さ

エレキ

小石

ぷちとまと

休憩

手を振り合う

親知らず

よわい

唇が

素数

記念

猫を飼おう(仗露)

2022/5/27 10〜20年後ろズレしてるのでこれは現パロと呼ぶのが適切と思う。 ゆっくりと夜が傾いてやって来る頃合いの、人の寄り付かない物陰にて。 野良のようだった。段ボールに入っていなかったからだ。自己の存在を主張する叫びを上げているのではなかっ…

ころしあい(仗露)

2022/5/27 ペン先が首筋を細く押し込む。力は止まない。 手でペンを回したり指と指の間に挟んで振ったりと考えしいな様子にも見えたと今思い返せばそう言える。太陽が夜の準備を始めたくらいの時間帯だった。口約束がなくとも同じ場所で落ち合うように居合わ…

中毒気(仗露)

2022/5/25 お互いに強がって面倒くさい事態を彼ら自身が呼び込み築き上げるタイプの仗露 言いだしっぺはどちらだったか。僕も仗助も異論を呈す素振りはなかったし、お互い似たようなことを考えていたのかもしれない。遅かれ早かれ同じ展開がやってきていたで…

そらの詩(仗露)

2022/5/24 鳥が甲高く鳴いて、枝から羽ばたいて葉を揺らし、空を舞うように飛ぶ。日が昇って光を落として、その眩しさに疎んだ目を向けて物陰に滑り込む。緑色を外側に広げて、溢れて仕方ないエネルギーを注ぐ生命の日割りの変化を見遣る。眺めているだけさ…

病的な気のある仗露

2022/5/24 「たまに君を殺してしまいたくなる。或いは僕が死ねば楽になるだろうと」 薄くて白いティーカップに茶を注ぎながら。漫画を描く手を止めてふらりと窓辺に佇んだ時。敷居を跨いで帰ろうと背を向く俺を見送る前。さりげない挨拶みたいに忍ばせる。ま…

独白(仗露)

2022/5/24 露伴は時折、俺にはよくわからない話をする。独り言みたいに。 幾日か立て続けて繰り出されることもあるし、一週間か、あるいは一ヶ月か、ぽっかりと忘れたように間を空けて次がやってくることもある。頻度は特定できないが、条件は読めてきた。 …

団らん(仗露)

2022/5/15 ある晩、仗助が唐突に言い出した。ゲームをしようと。前もって準備しておいたらしいトランプをズボンのポケットから抜き出し、テーブルの中央に置いた。僕と仗助で挟む形で鎮座したトランプ(紙のケース入り)を見下ろす。 「…また賭けかい」 「いや…

仰向けで(仗露)

2022/5/15「ひとりで完全な世界を保とうとする気負いが自分に牙を剥くことがないようにガス抜きしてくれる関係性の仗露」らしい 自分の家で自分の思うことを自分の楽な姿勢で行うことは誰からも指摘されるものではないはずだ。 今やりたいことは読書であり、…

アホなじょーろ

クソ下品ss 2022/5/15 「7月21日を0721と見てオ〇ニーとは、なかなかセンスがあるよなァ」 露伴の声に、仗助は雑誌を捲る手を止めて、声の主の顔を見た。 今の発言はド直球の下ネタだが、露伴が言う時には猥談のサインではなくなるのを学習している。しかし…

にこいち(仗露)

見過ごせない小さな不安に駆られる仗と、それを知ってか知らずかマイペースを貫く露2022/5/15 本人いわく、常に全方向にアンテナを張るから得たい知識や体験が渋滞を起こしている。それを長引かせないためには回転の速さが必須でありひとつのことに延々執心…

これから(仗露)

うちの初期仗露。2022/5/11 いや、だから。 一向に首を縦に振らない眼前の相手にため息をつく。 この僕がいいと言っているんだから、手でも足でも出せばいいものを。僕としてもそれに関心があるのだから利害は一致しているというのに。 この男、東方仗助は言…

立つ壁

2022/5/5 屋根はない。いつ建てられたのかもわからない。積まれたレンガは目に付くだけでも何か所も欠けて中の地が見えている。壁なのか、塀なのか、この一枚きり残っているのでは判断がつかない。右にも左にも倒れられぬ一枚。立ちっぱなしで疲れないわけが…

今年描いた年賀状のデータ見つけたので貼る。