創作に人生さきとう思うんだ

二次創作ばっかしていたい。

猥談

人生の未完成を自覚している。仮初の完全を謳うとき、ひとは真に充足する。私はそう考えている。日々への物足りなさ、不甲斐なく怒りが染色しにくる様、浅はかである所業を何一つ許せなくなるだけの余裕の無さ、自己嫌悪。言い方は多種多様である。つまりは日常に不満があるが、漠然としていて解決させられないと言うに尽きる。おかげでしょっちゅうタナトスに支配されたがっている。全霊をこれに預けることができたなら、次点で私は存在しないだろう。魂とかいうものが消えるだろう。そうなってほしくもある。

しかし、現状その予兆ほどのこともないので、建設的じみたことを考える。乱射すれば当たる確率が上がるから。

自己内省。思考の整頓。持論の顕示。エゴまみれな自己への讃歌。

ベッドの縦も横も短くて、羽毛で分厚くなった掛け布団がずり落ちるのが腹立たしい。怒りで絵が描けそうだ。無性に家族が恨めしい。本題そっちのけで喚きたいほど苛々してきた。

…閑話休題。

さて、私の当面のテーマは、性欲である。私にとっての性欲を明かすこと。性欲の概念を検めることである。

自分が性欲を感じているともとれる対象を見る私の立ち位置が執着に満ちていて、我ながら矛盾を感じることを禁じえない。その対象に特別を与えるほど入れ込んでいない感覚でありながら、その対象以外では拒絶の感情により摂取が能わない。好きじゃねえと言葉では言うが、対象の替えが利かないことを、表情が、態度が、如実に現している。

ざまあ、お前は、既に☓☓☓☓の民です。己の温い解釈に反吐を吐きながら、地雷と対峙しな。

軽い拷問か。意地が悪い。嫌いだ。要は女神の神秘性に鈍感で、その崇拝にのめり込めないから、代わりに目に付いた近所の人間(守備範囲だと裁断した人間)で抜きますという意味ではないか。AV扱いしてるのか。最低だ。今もっとも熱い性欲嫌悪をダイレクトに示す例。誰でもいいのか、受精の条件さえ満たせば前戯など不要に等しいのか、セックスが全てか。

ざけんな断じて認めない。世界の構成要素がセックスで紐付く性差のある人間どもによる継承だとしても、だとしても、駄目だ。クソ童貞思考の私には気持ちが悪くてディストピア。は、それって口癖のイコールユートピア。

お前はまず二次創作からセックス要素を排除しろ。pixivを教師と仰ぐのをやめろ。視野がまだまだ狭いんだ。外見ろ、草や木は私にとって性的でもなんでもないじゃないか。素直になれ、組み合わせから除外されることを望んだのは自身だ。誰かに性欲を感じることも誰にも性欲を感じないことも間違いじゃないが、テメーがどうやら誰かに性欲を感じる性癖なのかもしれないことを、排他感情がタナトスに遷移するほど否定しないでやってくれ。

と、まあ。言ってすぐに適応できるならこれを書くまでもなくやっている。達成できている。実感なき納得の難しさゆえ、躓く。やるしかないのだ、経験を刻んでわからせるしかないのだ。

性を?

セックスを?

デリヘル呼ぶのか。しょうもない道徳観に縋りついて貞操を潔白に保とうとしているキッショイ人間が、あくまで性欲を否定するためですからの軽蔑要素を含んだ視線で呼ぶのか。呼ばれる側がどれほど不憫であることか。自分は異性の体が好きだ性的に興奮すると公開している人間の方が絶対的に印象がよい。存在としても正常だ。

なるほど、私は逆張りしている節がある。きっと、逆張りしている自分のことが性的に好きなのだろう。どういう意味か、知らないが。