創作に人生さきとう思うんだ

二次創作ばっかしていたい。

ポエム

 罵詈が上にある。すぐ取り出せる上部に仕舞ってある。基本、すべて自分に投げつけるための単語だ。罵倒句そのものを使って気が済むなんて、幼稚である。罵詈が疼いている。
 語彙の貧相は知性と品性の下劣を示す。誰かに馬鹿だと知らせたいとき、「お前は馬鹿だ」と言ってはならないのである。「私も同レベルだ」という意味になる。
 ばかやろー、かわいいじゃねえか、と口角の溶けたような台詞のIQの低さをば、愛でようじゃないか。すべての罵詈雑言は、語彙が低下し機能を弱体させた何某の優れた論体に基づき、百発百中のキジバトを取次ぎ、さっと振り出す小切手の裏側に、憂鬱の海綿体から電波の依頼。経た年月の後腐れ、流れ星の詠み人、橙色の火鼠、纏わり付くシベリヤ。喧しや、己の技量のなんとやら、世界の瞬く間に閃ける銀の脚振り上げ、その踵で私の頭を撃て!!
 ころしてくれえー。