あっめえの書こやー。 驚いた弾みに声が漏れる。あっ、という自分の声で顔に血が昇るのを感じながら、急いで手帳をひったくる。相手はしゅんとしたように肩を窄めて頭を傾け、あざとさをひけらかしている。しかしこの手帳は私の物である。覗きに遭っていたの…
今から自分の意識の強いところを特定するために、色々言うから聞いて共通点見つけたら教えてくれる? は?か、え?か、聞こえたような気もするが、今以上の説明は出来そうにない。うなぎみたいに手からすり抜ける、その前に。 ひよこ。 弱小。 ふたり。 サス…
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